こんにちは、くればです。
今回は、
「トレードで失敗するのは当たり前。それをふまえた上で、失敗をどう活かしていくかが重要だよ」
ということについて、書いていきます。
「なんで自分はこんなに負けてしまうのか・・・」
「また同じ失敗をしてしまった。センスがないのかもしれない。」
といったことを考えている人にこそ、ぜひ読んでほしい記事です。
誰でもトレードで失敗をし続けている
トレードで失敗してしまうのは、あなただけではありません。
どんなに有名な投資家でも、どんなに大きな資産を築いた人でも、必ず失敗はしています。
「投資は9割の人が負ける」と世間では言われています。
当然ですが、「適当にやって、カンタンに勝てる」、そんな甘い世界ではないのです。
最初から上手くいって、失敗をすることがない人なんていません。
資産35億円超えの投資家テスタさんも、
“投資はスポーツと同じ。イチローですら最初は野球のルールすら知らなかった。最初から出来る人なんていないので、徐々にコツコツ毎日努力してやっていくしかない。”
と、仰っています。
では、投資で失敗してそのまま退場してしまう人と、成功していく人の違いは何なのか。
それは、失敗を次に活かしているかどうかです。
トレードは9割の人が負ける世界。失敗しない人なんていない。
失敗を次に活かせるかどうかが重要
トレードで勝つために重要なのは、失敗を次に活かせるかどうか。
トレードでは勝つための手法はいくらでもあります。インジケーターを駆使して勝つ人もいれば、板やチャートだけを見て勝つ人もいます。
手法はいくらでもあるからこそ、自分に合った、自分なりの手法を見つけていく必要があります。
人のマネをしていては、当然勝てません。
その、自分に合った自分なりの手法を見つけていくために重要なのが、失敗を振り返ることなのです。
人は失敗しないと自分のクセや考え方に気づけない
人は失敗して初めて、自分のクセや考え方に気づくことができます。
・含み損になると思考停止してしまい、損切ができなくなる
・長期保有をするとチャートが気になってしょうがないので短期の方が向いている
・ポジションを長く持てば持つほど損切ができなくなる
などなど、百人いれば百通りのクセや考え方があると思います。
これらは、失敗しないとなかなか気づくことができません。
何度も何度も失敗することで、自分に合った投資スタイルを見つけ出していく必要があるのです。
失敗を振り返ることでこそ、自分に合った投資スタイルを見つけることができる
次に活かさないとただの失敗で終わる
失敗は次に活かさないと、無意味な「ただの失敗」で終わってしまいます。
振り返って次に活かすことでこそ、初めて失敗に意味をもたせることができるのです。なぜなら、次に活かそうとしないと、一生、同じ失敗をし続けるからです。
トレードで負けた時にその内容を振り返るのは結構つらい作業です。なるべく早く忘れて、次に行きたくなってしまう心がでてきてしまうからです。
ですが、ここでただの失敗で終わってしまうと、一生勝てる投資家にはなれません。つらくても、失敗を振り返り、改善点を見つけ、次に活かしていくことが重要なのです。
投資で失敗を振り返る上では、「トレードノート」を書くことがオススメです。
トレードノートの書き方については、以下の記事を参考にしてみてください。
失敗する理由はわりと似ている
何度も失敗して振り返っていると気づきますが、失敗する理由は毎回わりと似ていることが多いです。
なぜなら、先ほども書いたように、失敗は自分のクセや考え方が引き起こすものだからです。
原因に気づいたら、それを克服するだけで、トレードの成績が大幅に変わってくるはずです。
失敗する理由は毎回似ている。気づいたらそれを克服するだけ。
次に活かすクセをつけると考え方も変わる
失敗を振り返り、次に活かすことができるようになると、失敗に対する考え方も変わります。
冒頭に書いたように、負けた時に、
「なんで自分はこんなに負けてしまうのか・・・」
「また同じ失敗をしてしまった。センスがないのかもしれない。」
といった考えを持ってしまう方も、次に活かすクセをつけることで、
「失敗は宝」だと思うことができるようになります。失敗は更にトレードが上手くなるための第一歩なのです。
失敗をした際にそのままにしてしまっている人は、ぜひこれからは振り返り次に活かすことを意識してみてください。
必ず成長につながります。