こんにちは、くればです。
皆さん、トレードノート、書いているでしょうか。
トレードノートを書くことは手間となるので書いていない方も多いと思います。しかしながら、非常に重要なので、書いていない方は今すぐ書きましょう。
“喉元過ぎれば熱さを忘れる”といった言葉もあるように、人は失敗してどんなに苦しんでも、時間が経つとすぐにその苦しみを忘れてしまって、同じ失敗をしてしまいます。
同じ失敗をしない、同じ過ちを繰り返さないためにも、トレードノートは必ず書くべきなのです。
トレードノートを書く目的とポイント
トレードノートの目的
トレードノートの目的は、自分のトレードを振り返り、記録することで、同じ失敗を繰り返さないようにすることです。
人はなにか失敗すると、失敗した瞬間には、”同じ失敗を繰り返さない”と思うものです。
しかしながら、時間がたつと失敗した理由を忘れ、同じ失敗を繰り返してしまうものです。
これを防ぐためにも、トレードノートはとても重要なのです。
トレードノートを書く際のポイント
トレードノートを書く上で最も重要なことは、丁寧な文章でなくてもよいので、自分の言葉で思ったことを書くことです。
トレードをしている時の思い、その行動をとってしまった理由を、自分の言葉で思うがままに書きましょう。
そうすることで、後から振り返ってみた時に、そのトレードを鮮明に思い出せるようになり、同じ失敗を繰り返さないようになるのです。
おすすめの書き方
トレードノートのおすすめの書き方は、
・エントリーの根拠
・利確・損切の根拠
・エントリーの振り返りと、改善方法
・利確・損切の振り返りと、改善方法
・トレード中の感情
・何か気づいたこと
について書くことです。
エントリーおよび利確・損切の根拠
エントリーした理由と、利確・損切をした理由について書いてください。
しっかりとした根拠があるのであればそれを書いてください。
理由がとくにないのであれば、「なんとなく」とかでも、思ったままに書いてください。
エントリーおよび利確・損切の振り返りと、改善方法
エントリーと利確・損切を振り返り、上手くいったのか、上手くいかなかったのかについて書いてください。
上手くいかなかったのであれば、どの点が上手くいかなかったのか、どうすれば次は良くなるのか、自分なりに考えて書くことが大切です。
また、上手くいった場合でも、「更に上手くいくためにはどうしたらよいか」について考えることをオススメします。
トレード中の感情
トレード中に自分がどんなことを思っていたかについて書く項目です。
これを書いておくと、後からノートを見直す時に特に役に立ちます。
トレードの最中、上手くいって天狗になっていた気持ちや、失敗して絶望していた気持ちなどを、自分の言葉で書いておくことが重要です。
トレード中に抱いていた感情は、たいていの場合、トレードが終わると忘れてしまいます。
トレード中の感情を書き残しておくことで、後から見返したときに、反省点と一緒に感情もよみがえってきます。
そうすることで、「同じ失敗はしないようにする」という気持ちを更に強くできます。
何か気づいたこと
最後に、何か気づいたことがあれば書いてください。
これは例えば、「ダブルボトムの際は上昇しやすいかも」、「ニュースが出た直後は下がるけどその直後ほとんどの場合戻すかも」といったように、トレードしていて気付いた点を書き残しておく項目です。
なんでもよいので、気づいたことがあれば書いておきましょう。次のトレードに役に立つかもしれません。
トレードノートを書くのは面倒だけど宝になる
ぶっちゃけ、トレードノートを書くのは面倒くさいです。僕もよくサボってしまいます。
でも、作っておくと、後から間違いなく宝になります。
トレードのやり方は十人十色。自分で考えてトレードをして、自分で反省し、自分で改善していく必要があります。
トレードノートはその手助けとなるはずですので、まだ書いたことのない方は、ぜひこの記事を参考に書いてみてください。