こんにちは、くればです。
今回は、「ポジポジ病」の克服方法について、トレーダーである私が解説します。
トレードをやっていて、こんなことを考えてしまうあなたは、「ポジポジ病」にかかっている可能性が高いです。
そんな方にこそ読んでほしい記事です。
ポジポジ病とは?
ポジポジ病の「ポジ」は、「ポジション」のことです。
ポジションポジション病、つまり、「ポジションを持ちたくてしょうがなくなる病気」のことを、ポジポジ病と呼びます。
・ エントリーの根拠はないけれど、つい勢いでエントリーしてしまった
・ 常にポジションを持っていないと気が済まない、落ち着かない
・ 負けを取り返そうとポジションのドテンを繰り返してしまった
これらの行動をしたこと、ありませんか?
もし、してしまった(してしまっている)のであれば、あなたはポジポジ病にかかっている可能性が高いです。
ポジポジ病とは、「ポジションを持ちたくてしょうがなくなる病気」のこと。
ポジポジ病になってしまう原因
では、なぜポジポジ病になってしまうのか。その原因は大きく2つです。
① 勝ちを急ぎすぎている
② 損を取り返そうとする
たったこれだけ?と思うかもしれませんが、自分がポジポジ病になってしまった時を思い返してみてください。このどちらかに当てはまるはずです。
勝ちを急ぎすぎている
ポジポジ病になってしまう原因の1つ目は、「勝ちを急ぎすぎている」です。
トレードをする上では、自分が勝つことのできる可能性が高いタイミングでエントリーをすることが重要です。
しかしながら、勝ちを急ぎすぎてしまうと、
と考えて、勝つ可能性の低いタイミングであってもエントリーを繰り返してしまうのです。
相場では特に「自分の狙っているタイミングまでしっかりと待つ」ことが大切です。これが出来ないと、トレードで生き残っていくことは難しいです。
損を取り返そうとする
ポジポジ病になってしまう原因の2つ目は、「損を取り返そうとする」です。
これは特に、「損切りをした直後」にやってしまう可能性が高いです。損切りをした直後に、取り返そうとして、
みたいな行動、やったことありませんか?
取り返したいと思いながらエントリーをすると、相場を冷静な目線で見れなくなり、正常な判断ができなくなってしまいます。
結果、資産をただただ減らすことに繋がってしまうのです。
ポジポジ病になってしまう原因は、①勝ちを急ぎすぎている、②損を取り返そうとする、のどちらか。ポジポジ病にかかるといずれ破産してしまう。
ポジポジ病の克服方法
ポジポジ病を克服するためにはどうしたらよいのか。その方法は、2つあります。
① マイルールを徹底的に守る
② 負けたら一旦トレードを休む
マイルールを徹底的に守る
ポジポジ病を克服するためにまず重要なのは、マイルールを徹底的に守ることです。
ポジポジ病になってしまう原因は、勝ちを急ぎすぎてしまい、勝つ可能性の低いタイミングであってもエントリーをしてしまうことでした。
これを避けるためには、とにかく自分のマイルールを守り、マイルールから外れているタイミングでは、ひたすら待つことが大切です。
マイルールがない、もしくは、マイルールに従うことができないと、
といった、適当なトレードに繋がってしまいます。エントリーも利確も損切も、全て「なんとなく」になってしまうのです。
マイルールを作り、守ることで、ポジポジ病にならないようにしましょう。
負けたら一旦トレードを休む
ポジポジ病を克服するために次に重要なことは、負けたら一旦トレードを休むことです。
損を取り返そうとすることは、ポジポジ病に繋がると書きました。
人間は心が傷つけば傷つくほど、自分の感情に従って行動してしまう生き物です。トレードで負けた時は心が傷付き感情的になってしまい、
と思ってしまうものです。その結果、適当なトレードを繰り返してしまいます。
ここで意識してほしいのは、「大きな負けは小さな負けから始まる」ということ。
どんなに大きな負けであっても、小さな負けが始まりとなり、どんどん負けが膨らみ、大きな負けとなるのです。
僕自身も、数万円の損切が悔しくて取り返そうとした結果、数十万円負けるという経験を何度もしています。
これを避けるためには、「負けたらとにかく一旦休む」ことが重要です。相場環境がどんなに良くても、負けたら一旦休みましょう。
自分が思っている以上に、人は自分をコントロールできません。負けて心が傷ついているときはなおさら。
だからこそ、一旦休み、冷静になった上で再度トレードをすることをオススメします。
ポジポジ病は百害あって一利なし
ポジポジ病は百害あって一利なしです。
トレードとは期待値の高いエントリーを繰り返して利益を積み上げていくもの。
ポジポジ病のように、期待値の低いタイミングでもエントリーを繰り返していくスタイルは、長い目でみたら必ず破産します。
すでに自分がポジポジ病になってしまっている方は、この記事に書かれていることを実践して、必ず克服してください。