こんにちは、くれば(@clevloger)です。このような悩みを抱えていませんか?
そんな悩みを解決するために、「デイトレードで見るべき『時間足』のオススメ」について、僕自身のトレード経験をもとに解説します。
「答えだけ先に知りたい!」という方に向けて、おすすめの見方を先に書いてしまいます。
- まずは長めの時間足を見て全体のトレンドを把握する
- 次に短めの時間足を見て直近の値動きを把握する
- 最後に分足を見てエントリーポイントを決める
「足」(ローソク足)とは?
念のため、チャートの「足」の説明をしておきます。
「足」とは、値動きをボックス型の図で表したものです。「ローソク足」とも呼ばれます。
1つの「足」ができる間に、価格が上昇していれば「陽線」、価格が下落していれば「陰線」と呼ばれます。
チャート画像の、線1本1本が「足」と呼ばれ、そのうち赤色が「陰線」、緑色が「陽線」と呼ばれます。
「時間足」の種類
「時間足」には、数多くの種類があります。
「月足」「週足」「日足」「4時間足」「1時間足」「15分足」「5分足」「3分足」「1分足」… etc
代表的なものだけでも、こんなにたくさんあります。ほかにも、「秒足」などもあったりします。
これだけ多いので、
と思う方もいらっしゃるはずです。ここから先はその「見方」について解説していきます。
デイトレードにおける時間足の見方
大前提として念のためお伝えしておきますが、デイトレードにおいて、どの「足」を見るべきかに絶対的な正解はなく、手法や好みによって変わります。
そのため今回の記事は、あくまで見方の1つの「例」だと思って読んでください。
デイトレードにおける時間足の見方は以下のとおり。
- まずは長めの時間足を見て全体のトレンドを把握する
- 次に短めの時間足を見て直近の値動きを把握する
- 最後に分足を見てエントリーポイントを決める
まずは長めの時間足を見る
まずは、長めの時間足を見て、全体のトレンドを把握します。
このとき僕の場合は、「日足」や「4時間足」あたりを確認します。
長めの時間足を見て、全体のトレンドが上昇トレンド・下降トレンド・レンジのうちどれに当てはまっているのかを確認する必要があります。
「全体のトレンド」を把握せずに、短めの時間足だけ見てしまうと、値動きの方向性を間違えてしまう可能性があるからです。
そのため、まずは長めの時間足を見てトレンドを把握するようにしましょう。
※「上昇トレンド」や「下降トレンド」、「レンジ」の単語についてご存じない方はこちらの記事を参考にしてください。
次に短めの時間足を見る
長めの時間足を見てトレンドが把握できたら、次は短めの時間足を見て、直近の値動きを把握します。
このとき僕の場合は、「1時間足」や「15分足」あたりを確認します。
この作業によって、全体の大きなトレンドがあるなかで、短期的にはどちらに動きそうなのかを把握します。
ちなみに画像は1時間足ですが、先ほどの日足と比べてみると、1つの時間足だけで見た時に比べ、少し印象が変わってくるのが分かるかと思います。
最後に分足を見てエントリーポイントを決める
ここまでで、長めの時間足を見たことで全体のトレンド、短めの時間足を見たことで直近の値動きが把握できているはずです。
そしたら最後は分足を見てエントリーポイントを決めます。
自分が想定している方向に動きそうなのか、分足を見て確認しつつ、エントリーするタイミングを決めてください。
デイトレードでは何分足を見ればいい?
「最後に分足を見てエントリーポイントを決める」と書きました。
と思った方もいらっしゃるかもしれません。
でも、答えは何分足でも良いです。ちなみに僕は5分足と1分足で決めています。
ただ、「1分足はノイズが多い」という方もいらっしゃいますし、5分足だと「エントリーするには長い」という方もいらっしゃいます。
そのため、好み次第で決めてしまって良いと思います。
【参考】有名デイトレーダー・テスタさんが見ている「足」
ちなみに、僕が以前参加した、有名デイトレーダーであるテスタさんのセミナーがあります。
そのとき、テスタさんも「分足については好きなもので良いと思う」と語っておりました。
Q. 歩み値や板など、トレード時に最も重視している情報は?
A. チャート→日足→分足の順で見て買うか売るか判断し、板と歩み値で買う(売る)タイミングを決めている。
日足では上げトレンドや下げトレンドを判断。分足でメインで見ているのは3分足。日によって5分足も見る。
ただし、周りのトレーダーでは何分足でも勝っている人はいるので、分足については好きなもので良いと思う。
このセミナーの詳細が気になる方はこちらの記事を読んでみてください。
デイトレードで見るべき「時間足」のオススメは?:まとめ
記事を読み飛ばしてしまった方のために、最後にカンタンに内容をまとめておきます。
まずは日足など長めの時間足を見て全体のトレンドを把握する。
次に1時間足や15分足など短めの時間足を見て直近の値動きを把握する。
最後に分足を見てエントリーポイントを決める。分足はなんでもよい。