こんにちは、くれば(@clevloger)です。こんな疑問を抱えていませんか?
今回の記事では、「デイトレードを少額から始めるべき3つの理由」について、僕自身のトレード経験をもとに、解説します。
理由1:デイトレードは最初は誰でも負けるから
理由2:少額の方が勝つのは簡単だから
少額で勝てないなら金額を増やしても勝てるはずがないから 理由3:
デイトレードは最初は誰でも負ける
断言しますが、デイトレードは最初は誰でも負けます。
こちらの記事でも書きましたが、デイトレードは、負けを積み重ねることで初めて勝てるようになっていくものです。
スポーツと同じで、コツコツ練習を積み重ねていくことで、初めて勝てるようになるもの。
一部の天才を除いて、最初から勝ち続けることのできる人はいないのです。
そのため、デイトレードを始めるときに何よりも重要なことは、「少額で始めることで、負けたときのダメージを軽くすること」です。
なかなか、自分が負けるイメージをしたくはありません。
僕自身もトレードをやっているので、負けることを想像したくない気持ちは非常にわかります。
しかしながら、最初は負けてしまうのが「現実」なのです。
デイトレードをやり始めて最初に勝ってしまうと、
という欲望が必ずでてきてしまうものです。
その時に、欲望に負けて金額を一気に増やしたら絶対にダメです。負けたタイミングで、全てを失ってしまいます。
まずは、「デイトレードは最初は必ず負ける」ということを忘れずに、相場と向き合っていくことが重要です。
デイトレードは最初は絶対に負けるので、少額から始めた方がダメージが少なくて済む。
デイトレードは少額の方が勝つのが簡単
デイトレードは、少額の方が勝つのは簡単です。
なぜなら、「流動性」という概念があるからです。
「流動性」とは、ざっくりいうと、「どれだけ売買されているか」ということです。
例を使って説明します。
自分がA社の株を200万円分持っているとします。このとき、A社の株が
① 取引所全体で1日あたり200万円の売買がされている場合
② 取引所全体で1日あたり10億円の売買がされている場合
どちらの方がデイトレードをやりやすいでしょうか。
当然ですが、答えは②です。
①の取引所全体で1日あたり200万しか売買されていない場合。
このとき、自分が持っている200万円分の株を取引しようとしすると、相場にものすごい大きな影響を与えてしまいます。
そのため、狙った価格で買ったり・売ったり、自由に売り買いすることができません。
一方、②の取引所全体で1日あたり10億円もの売買がされている場合。
この場合は、自分が持っている200万円分の株を全て売ったとしても、相場に与える影響は小さいため、自由に売り買いすることができます。
このように、相場には流動性があるため、自分が取引しようとする金額が大きければ大きいほど、デイトレードは難易度が上がっていきます。
有名なデイトレーダーであるテスタさんも、
デイトレはそこまで資金を投入することが出来ないため、資金を余らせることに耐えられなくなり、2016-2017年くらいから中長期投資を始めた。
とおっしゃっています。
デイトレードでは大きな金額を動かすことが難しいのです。
つまり、デイトレードは少額であればあるほど、相場に与える影響が小さくなるため、取引がやりやすくなるのです。
相場には「流動性」があるため、金額が大きければ大きいほど勝つのが難しくなる。
少額で勝てないなら金額を増やしても勝てるはずがない
先ほど書いたように、デイトレードは金額が大きければ大きいほど、勝つのが難しくなっていくものです。
そのため、少額の方が勝つのが簡単なはずです。
よって、そもそも少額で勝てない場合には、金額を増やしても絶対に勝てません。
人間には欲望があるので、一気に大金を投入して、一気に勝ちたくなってしまうものです。
特に、「今負けているのに、金額を増やす」ということだけは絶対にやってはいけません。
僕自身も経験があるのでよくわかりますが、少額で負けたあとに取り返そうと、金額を増やすことをやってしまいがちです。
しかし、少額ですら負けているのに、金額を増やして勝てるはずがないのです。
まずは少額でコツコツと増やしていく経験をして、継続的に勝てるようになった段階で初めて、金額を増やすことをオススメします。
少額で勝てていないのに、金額を増やしても勝てるはずがない。
デイトレードを少額から始めるべき3つの理由:まとめ
記事を読み飛ばしてしまった方のために、最後にカンタンに内容をまとめておきます。
デイトレードは最初は絶対に負けるので、少額から始めた方がダメージが少なくて済む。
相場には「流動性」があるため、金額が大きければ大きいほど勝つのが難しくなる。少額の方が簡単。
少額で勝てていないのに、金額を増やしても勝てるはずがない。まずは少額で勝てるようになろう。