こんにちは、くれば(@clevloger)です。
今回の記事では、「モナコインがバイナンス(Binance)に上場する可能性があるのかどうか」について、解説します。
結論から書きますが、
バイナンスが本格的に日本に参入してきた時、日本人のユーザーを獲得するために、日本で根強い人気があるモナコインを上場させる可能性があります。
バイナンス(Binance)とは
バイナンスとは、中国の仮想通貨取引所です。
設立は2017年と比較的新しいのですが、急成長を続け、現在の取引規模はなんと世界12位。
上場している通貨は170種類以上もあり、様々な通貨を売買できる取引所として特に有名です。
日本の取引所で買えるほとんどの通貨を、バイナンスでは買うことができます。
バイナンスに上場している通貨は170種類以上もあり、様々な通貨を売買できる取引所として有名。
現在、モナコインはバイナンス(Binance)に上場していない
現在、モナコインはバイナンスに上場していません。
以前から、「モナコインがバイナンスに上場するのではないか」という噂は出ていまるものの、上場はしていません。
2020年4月時点で、モナコインが上場している取引所は以下の6社です。
コインチェック(coincheck)
ビットバンク(bitbank)
ビットフライヤー(bitFlyer)
ザイフ(Zaif)
ビットレックス(Bittrex)
アップビット(Upbit)
2020年4月時点で、モナコインはバイナンスに上場していない。
バイナンス(Binance)は本格的な日本への参入を狙っている
最近のバイナンス関連のニュースをまとめると、バイナンスが本格的な日本市場への参入を狙っている様子が見えてきます。
バイナンス(Binance)が日本居住者向けの取引制限を開始
2020年1月16日、バイナンスは「日本に住んでいる人向けのサービスを制限していく」と発表しました。
本来、日本で仮想通貨取引所を営業するうえでは、金融庁からライセンスを取得しなければならないルールになっています。
ですが、バイナンスはそのライセンスを取得しておらず、「こっそりと」日本向けのサービスを提供していたのです。
日本の金融庁はこれに対して警告をしました。
その結果、バイナンスは取引所サイトの日本語表示をやめました。
更に、「日本の法令に準拠したサービス提供に向け、一旦、日本に住んでいる人向けのサービスを制限していく」と発表しました。
バイナンスは2020年1月16日に「日本に住んでいる人向けのサービスを制限していく」と発表した。
バイナンス(Binance)がTaoTao株式会社との戦略的提携を協議すると発表
しかしその発表の翌日である、2020年1月17日、「バイナンスとTaoTao株式会社が戦略的提携を目指して協議する」とのニュースが出ました。
TaoTao株式会社はヤフーのグループ会社で、日本で「TAOTAO」という名称の仮想通貨取引所を運営しています。
あえて日本の取引所であるTAOTAOとの戦略的提携を検討しはじめたのです。
これはつまり、こっそりと日本向けのサービスを提供するのをやめた上で、「本格的に日本に参入する準備を始めた可能性が高い」ということです。
2020年1月17日に、バイナンスは日本の仮想通貨取引所「TAOTAO」との戦略的提携を協議すると発表した。
バイナンス(Binance)が日本円の対応を発表
更に、2020年1月19日、バイナンスが日本円の対応を発表しました。
海外の事業者である「Simplex」と連携することで、日本のVisaやMastercardを使って、日本円でバイナンスの通貨を買うことができるようになったのです。
モナコインがバイナンス(Binance)に上場する可能性は?
ここまでバイナンスの動きをまとめてきましたが、バイナンスが日本市場を狙っていることは間違いありません。
では、バイナンスが日本市場に本格的に進出する理由は何か。それは「日本のユーザーを獲得したいから」です。
では、日本のユーザーを獲得するために何をするのが手っ取り早いかというと、「日本で人気のある通貨を上場させること」です。
しかし、日本では「ホワイトリスト」と呼ばれる制度があり、全ての通貨が上場できるわけではありません。
「ホワイトリスト」とは、「金融庁に登録されている国内取引所で取り扱っている仮想通貨」のことです。
一時期、仮想通貨の上場詐欺が流行ってしまったこともあり、金融庁による審査を通過した仮想通貨だけしか、取り扱うことが出来なくなりました。
バイナンスは上場している通貨の種類が多い点が特徴でしたが、日本では扱える仮想通貨の種類に限りがあるのです。
一方、モナコインは既に国内取引所に上場しているので、「ホワイトリスト」に入っています。
つまり、バイナンスが今後本格的に日本市場へ参入してきた場合、日本人のユーザーを獲得するために、バイナンスにモナコインを上場させる可能性があるのです。
バイナンスが本格的に日本市場に参入したら、日本人のユーザーを獲得するために、日本で根強い人気があるモナコインを上場させる可能性がある。
モナコインがバイナンス(Binance)に上場したら爆上げする?
皆さんが気になるのは、「モナコインがバイナンス(Binance)に上場したら爆上げするのかどうか」という点だと思います。
結論から言うと、「爆上げする可能性は非常に高い」と考えています。
理由は、「過去にコインチェックに上場した時に爆上げしたから」です。
こちらが、モナコインがコインチェックに上場した時の実際のチャートです。
2019/6/5に、モナコインがコインチェックに上場しました。
その時、300円くらいだったモナコインは、一気に700円を超えるくらいまで爆上げしたのです。
コインチェックは日本の取引所なので、使用しているのは日本人のみです。
一方、バイナンスは世界中の人が利用する取引所なので、これ以上に爆上げする可能性もあると思っています。
モナコインがバイナンスに上場したら、爆上げする可能性が高い。
モナコインのバイナンス(Binance)上場:まとめ
記事を読み飛ばしてしまった方のために、最後にカンタンに内容をまとめておきます。
バイナンスは本格的に日本市場への参入を狙っている
日本人のユーザーを獲得するために、日本で根強い人気があるモナコインを上場させる可能性がある。
モナコインがバイナンスに上場したら、爆上げする可能性が高い